事業性評価に不可欠な取引先の財務状況把握能力を問う
財務分析3級検定試験
受験料4,727円(本体)
金融庁から発出された行政方針・監督指針では、新規融資を含む積極的な資金供給を行い、顧客企業の育成=成長を強力に後押しするという、金融機関が本来果たすべき役割を一層発揮するよう求めています。また、現在の財務状況を分析できずに、その事業性を把握できるはずもありません。本試験は、金融機関の融資担当・法人担当者が習得しておく必要のある、取引先の与信判断等において不可欠な、流動性・支払能力、収益性・採算、資金繰り・キャッシュフロー分析などの財務分析能力を試すものです。
試験委員長 小島 昇(千代田国際公認会計士共同事務所代表/公認会計士・税理士)
委 員 新井 一弘(たくま税理士法人代表/税理士)
□ 財務分析3級検定試験
出題範囲 | 出題方法 | 参考書 | ||
1 | 流動性・支払能力の分析 流動性・支払能力に対する考え方、つかみ方/流動比率、自己資本比率などの求め方、見方/経常収支比率の求め方、見方/回転期間分析による経営内容のつかみ方/運転資金増減分析 |
五答択一式 50問 |
財務分析徹底理解講座 3ヶ月コース 銀行研修社発売 受講料12,861円(本体) |
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2 | 収益性・採算の分析 各種の資本利益率による収益性のつかみ方/損益分岐点による採算のつかみ方/業績変動要因のつかみ方/生産性、付加価値のつかみ方/財務分析の体系 |
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3 | 資金繰・資金収支分岐点・キャッシュフロー分析 資金表の種類と特徴/資金繰表のつくり方、見方/資金運用表のつくり方、見方/資金移動表のつくり方、見方/キャッシュフロー計算書のつくり方、見方/キャッシュフロー関連の財務指標/キャッシュフロー分析の活用/資金計画、資金管理と収支分岐点 |
* 合格基準:60点以上、但し試験結果を踏まえ試験委員会で決定