管理職に必要な信用リスク・償却・引当金・資産良化対策を問う
資産査定2級検定試験
受験料7,000円(税込)
本試験は、管理職の方々が社会的要請に応えるべく、こうしたより広範な資産査定に関する知識ならびに実務習熟度も問うものです。
金融検査マニュアルは2019年12月に廃止されましたが、償却・引当等については金融庁より公表された「検査マニュアル廃止後の融資に関する検査・監督の考え方と進め方」(DP)では、「金融検査マニュアル別表に基づいて定着している現状の実務を否定せず、現在の債務者区分を出発点に、現行の会計基準に沿って、金融機関が自らの融資方針や債務者の実態等を踏まえ、認識している信用リスクをより的確に引当に反映するための見積りの道筋を示」す。とされました。
本試験では、旧金融検査マニュアル等に基づき定着している実務知識に加え、今後の査定実務で管理職等に求められる、DPで論点とされた新たな視点に基づく知識や技能の習得度合いを問います。
試験委員長 深田 建太郎(有限責任監査法人トーマツ・パートナー/公認会計士)
委 員 佐々木 清隆(一橋大学大学院経営管理研究科客員教授)
出題方法 | 参考書 | |||
1 | 債権者区分の判定 債権者区分判定におけるチェックポイント/実態財務データの把握/債務者区分判定にかかる事例演習/管理者のための自己査定資料の確認/資本性借入金と自己査定/金融検査と管理者の視点 |
五答択一式 50問 |
自己査定実務講座<上級コース> (3ヶ月コース) 受講料16,500円(税込) 銀行研修社発売 資産査定2級検定試験模擬問題集 A5判・並製・288頁 定価3,190円(税込) 深田 建太郎 監修 銀行研修社発売 | |
2 | 自己査定のケーススタディ 事例による査定のケーススタディ/二次査定または監査上の留意事項 |
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3 | 償却・引当 貸出関連資産の償却・引当の実務/その他の自己査定と償却・引当/償却・引当に関する演習 |
* 合格基準:60点以上、但し試験結果を踏まえ試験委員会で決定(ホームページにて公表)