経済産業省地域金融人材育成計画を基に試験科目を構成した日本版CFO
中小企業CFO検定試験
K‐CFO(K-Chief Financial Officer) 受験料7,200円(税込)
経済産業省は02年、わが国中堅・中小企業の経営実態にあった日本版CFO資格が中小企業の成長に欠かせないとして地域金融人材育成計画の中に中堅・中小企業CFOカリキュラムを発表。03年銀行研修社はそのカリキュラムを基に通信教育「中堅・中小企業CFO講座」を開講、その修了者を対象に金融検定協会は05年「日本版-中小企業CFO検定試験」を実施して10年が経過しました。
この間、中堅・中小企業の経営者、財務担当役員、部課長クラスが約1,140人、金融機関部店長、幹部クラス約1,360人が受験し約930人(合格率37.2%)が合格しました。08年実施の通信教育修了者50人の面談調査では47.2%が役に立った、21.5%が経営に希望が持てたという回答を寄せています。
試験委員長 村藤 功(九州大学大学院経済学研究院教授)
委 員 久住正一郎(中小企業診断士)
●中小企業CFO(K-CFO)検定試験
出題方法 | 参考書 | |||
1 | 財務・経営戦略の基礎 中堅・中小企業CFO/経営戦略/キャッシュフロー経営 |
五答択一式 50問 |
中堅・中小企業CFO講座 4ヶ月コース 受講料33,480円(税込) 銀行研修社発売 |
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2 | 経営計画と財務マネジメント 経営計画/環境分析/事業計画/中期経営計画/財務上の課題 |
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3 | 中堅・中小企業金融の課題と解決 社債の活用/株式の活用/債務の株式化/固定資産の流動化 |
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4 | 事業ポートフォリオの最適化・不要投融資の処分 ポートフォリオの最適化・企業価値評価/中小企業のM&A /投資戦略と資本コスト/不要投融資の処分 |
* 合格基準:60点以上、但し試験結果を踏まえ試験委員会で決定